東京国立博物館のサロン
2009-10-01


雑誌Hanakoでたまたま見た写真。
東京国立博物館の本館奥のスペース。
そこには古くてキュートなモザイク!


これは見にいかなくては、と、行って来ました。
15世紀頃に作られた仏像や、古い陶器、蒔絵、螺鈿、日本独自の工芸品・美術品を小走りに、
でも、心にしっかり焼き付けながら進み・・・

目的の場所に到着。
そして大半をそこで過ごしました。
とっても私好みな空間。
・・・不思議なことに、以前私が作ろうとして、忙しくなり、 途中まで制作してそのままになっていたデザインと一部そっくり!
そりゃあ好きなはずだ。

禺画像]

なめるように間近で観察。
雑誌で見た時には、石?
と思われたそのピースは、
釉薬が日本の焼物そのもので、和と洋の、心憎いまでの融合。
もしかしてこのために焼かれたものかも・・・?
1ピースずつ見ると、侘び寂びの世界にはまってノックアウト。
時々ピースの配置がおかしいところも、あぁ、こことここは違う人が作業したんだなぁと、妙に愛しくなったりして。
なでなでしたりして、完全に変なヒトになっていました。
やはり日本の焼物は素晴らしい!
床も、布目の昭和レトロなタイルで、ほれぼれしました。
今もこんなタイルは作られているんですよ!

禺画像]

左官仕事で施された壁も、全面に型押しの模様が入れられていて・・・
空気孔のアイアンや、壁の模様、照明、時計・・・トータルデザインされていました。
古い木の台に置かれた懐かしい黒電話、
モダンな黒いシンプルなソファがこれまた妙にミスマッチ!

禺画像]

私も、こんな空間を作りたい。
作ろうと思えば作れるので、必要な方はどうぞご相談下さい(*^_^)


約70年前の先輩が残した空間。
しっかりと吸収させて頂きました。
いつの日か、私なりに放出、出来ますように!

たった1時間半しか時間が取れず、物足りない気持ちで一杯のまま、建物を後にしました。

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